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鑑定とは

現物コインの真贋の判定には鑑定が重要となります。

  • コインの鑑定会社ではコインの真贋判断とグレーディングを行います。
  • 鑑定済みのコインはスラブケースに入れられ、スラブコインと呼ばれます。
  • スラブケースには年号/造幣局/国名/通貨単位/グレード/特記すべき特徴/鑑定番号が記載されています。
  • 鑑定番号は鑑定会社の照会ページで入力するとデータを照会することができます。
  • 年号のあとにはアルファベットが記載されており、ミントマークと呼ばれます。
  • ミントマークとはコインが製造された場所を示すマークのことで、ミントマークと年号の組み合わせで極端に発行枚数の少ないものは希少性が高く、価格が高騰することがあります。

さらに詳しく


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有名どころのコイン鑑定会社2社


・NGCは1987年にアメリカ、フロリダ州サラソタに創設された収集用コインの「第三者格付け鑑定会社」です。NGCには現在30人を超える鑑定スタッフが常駐し、24時間の交代制で鑑定作業を行っています。NGCではこれまでおおよそ“4500万個を超える世界中のコイン”の格付け鑑定をしてきた実績があります。

・PCGSは1986年にアメリカ、カリフォルニア州ニューポートビーチに創設された収集用コインの「第三者格付け鑑定会社」です。PCGSのグレーディング基準は1~70のシェルドンスケールに基づいており、それを指針としてコインを鑑定しています。現在では「約100ヵ国以上の国や地域」の16世紀から現代までのコインのグレーディングをして、コインに対しての「格付け鑑定」をしています。

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スラブケース


こちらが実際のスラブケースに入ったコイン(スラブコイン)です。
このケースによりコインの真贋の証明、グレードや状態の確認などが可能となります。
また、スラブケースは開封出来ない特殊なケースであるため、コインに傷をつけないまま保存することができるというメリットがあります。

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スラブケースの記載内容


1925 ー 年号       
R ー 造幣局       
ITALY ー 国名       
100L ー 通貨単位
SILVER JUBILEE ー (王の即位)25年祝典
MS 62 ー グレード
4624395-004 ー 鑑定番号


※鑑定会社により記載順や記載方法が異なることがあります。

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ミントマーク


ミントマークは神聖ローマ帝国のころに本格的に記載されるようになりました。
ほとんどすべてのコインについて、その製造した場所が示されるようになり、主要な造幣局には数字や文字が記されました。
ミントとは造幣廠(ぞうへいしょう)あるいは造幣局のことで、古代ローマにおいて貨幣の製造は寺院において行われていたことが由来です。
ナポレオン金貨でいうと「1868BB有冠タイプ(発行枚数789枚)」が一番希少性があります。